詩人プーシキンの有名3大オペラ

アレクサンドル・プーシキン(ロシアの詩人)
1799〜1837


有名な3大オペラとその雑談はこちら。

①≪ボリス・ゴドゥノフ≫(作曲家ムソルグスキー)

チケットがなかなか高い、
そしてかなり人気がります。
あらすじはWebで調べてね。(省略します)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B4%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%8E%E3%83%95_(%E3%82%AA%E3%83%9A%E3%83%A9)





実は、学校でロシアの歴史の授業をとっているのですが、
ちょいちょい知っている人が出るので面白いです。
ただ、単語が難しいので、予習は欠かせませんが。
最近、このオペラの題名となっている「ボリス・ゴドゥノフ」がイヴァン雷帝の時代を勉強しているときに、
突然出てきて、先生に「この人ってオペラになっている人ですよね?」って質問してしまいました。

その時の授業では主にイヴァン雷帝の政治や戦略についてで、
今から書いたことの話しはありませんでしたが、
こんなストーリーが隠れていたようです。
(読みたい人はどうぞ)
 
ロシア史上最大の暴君イヴァン雷帝(4世)は、
1581年に後継者であった同名の次男イヴァンを誤殺していました。
理由は息子イヴァンの嫁が正教徒が着るべき服を着ず、部屋着一枚薄着であったことに激怒したこと。
当時、家長権制度が根強かったロシアでは、息子のイヴァンはも家長権に服さなければならない立場でした。
イヴァン4世はツァーリの象徴とされる錫杖で息子イヴァンを殴り、
止めに入った家臣ボリス・ゴドゥノフも額から出血するという実話があります。
この後、息子イヴァンは死にました。
そして、父である、イヴァン雷帝は苦しみの余生を過ごすのした。

トレチャコフ美術館にその一部の絵画が飾られています。
「イワン雷帝とその息子」Иван Грозный убивает своего сына(イリヤ・レーピン)
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こうやって歴史を勉強していると、
ついつい美術館にいってみたくなるものです。
あと、ロシアの歴史って本当に面白いです。




②≪エフゲニー・オネーギン≫(作曲家チャイコフスキー)

知識人オネーギンと、彼に恋した夢見がちな乙女タチアナの悲恋を描いた物語。


1881年にボリショイ劇場で上演されました。
1879年3月マーイル劇場という、ボリショイの横(メトロボールホテルの向かい)の小さな劇場ではじめて上演されました。
現在、ボリショイ劇場ではバレエ「オネーギン」も上演されています。
皆さんご存知のチャイコフスキーについて。


ピョートル・チャイコフスキー(1840〜1893)

11作のオペラをかいています。

彼は小さい頃からピアノの習いました。
音楽の道へ歩みたかったものの、
親は法律の学校に彼を通わせ、法務省に勤務(19歳)
21歳で音楽院に入学。
26歳で教授になります。

1877年に皆さんご存知の「白鳥の湖」がボリショイ劇場で初上演。また7月に結婚しましたが、その女性は品格のある女性ではなく、知識のない方でした。
なので、結婚20日後にチャイコフスキーは逃亡!
自殺未遂や離婚交渉に苦しむが、旅に出て苦しみを忘れました。
実は、彼は同性愛者だったで結婚に向かなかったようです。
スイスのレマン湖の畔で、結婚の傷心を癒したそうな。(私もスイスのレマン湖は行ったことがあってある傷心をチーズフォンデュ食べて、レマン湖のど真ん中のサウナに入り癒していたので、チャイコフスキーもそこにいって同じことしてたのだと思うと少し嬉しい)

ちなみに、チャイコフスキーはオネーギンのオペラを1877年5月に一気に作曲を開始。1ヶ月半以上で仕上げるが、7月不幸な結婚により中断されました。



チャイコフスキーが晩年を過ごした家は、モスクワ北西のクリンにあります。チャイコフスキー博物館もあるので是非いってみてください。
私は大学院時代行きましたが、ステキな博物館でした。

皆さんお分かりのように、チャイコフスキーは、プーシキンの死んだ三年後に生まれています。
プーシキンは妻にいいよるフランス人将校と決闘し、死亡しました。







③≪スペードの女王≫(作曲家チャイコフスキー)

こちらは、内容はギャンブル依存症に陥ると大変だ~という超簡単なまとめです。

ボリショイ劇場予告「ロシア語:https://www.youtube.com/watch?v=aRUJhz5oRFM




ちなみに私は今のところ、1つしかまだ見ていません(><)!
ボリス・ゴドゥノフはまだ見ていませんが、
今年の9月見るぞーという意気込み(チケットの値段による)。

オネーギンのバレエは大学院時代に1度見ましたが、あんまり覚えていない。
5月にオペラ「オネーギン」があるので、それを見る予定。

スペードの女王は去年見ました。チャイコフスキーの音楽がたまらなく良くて、
テンポもよく、ストーリーも結構面白いので楽しめます。お勧めです!

というわけで、まだまだオペラを超簡単にまとめてみましたが、
時間がなくて、あらすじをまとめたりはしませんでした。
イヴァン雷帝の話になったりして、すいません。

ほんとにざっくりですので、
気になる方が是非ボリショイ劇場へ!



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