ボリショイ劇場美術館100周年記念展


先週日曜日は美術館は無料ということで
「ボリショイ劇場美術館100周年記念展」に行ってきました。


チケットをもらって、
すぐ目の前にくるみ割り人形のショーケース
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写真撮影は厳禁なので、ここだけ写真を撮りました。

ボリショイ劇場前を通ったところ、
いたるところにこの記念展の宣伝がありました。
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記念展の場所はノーヴィー・マネージ(入り口)、素敵な建物です。
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開館時間帯に行ったので、お客さんもあまりませんでした。
気が付けば、2時間も美術館を見ていました!!

2つの会場に分かれていて、
この美術館で驚いたことは、オペラ金鶏(Золотой петушок)とチポリーノの衣装のコーナーで、
衣装をデッサンする若い女の子がたくさんいたことです。

しかも、絵の具までもってきてしっかり衣装をデッサンしていました。
もしかして、将来衣装のお仕事をする卵さんだったり、デザイナーさんかな?


チポリーノのコーナーにはかつてボリショイのチポリーノで
主役を務めていた岩田守弘さんの写真がありました。
チポリーノは野菜をモチーフにした作品です。


世界を代表するバレリーナの衣装も展示されていました。

まず、エカテリーナ・マクシーモアのジゼルの衣装がありました。
40年前くらいのものなのに、保存状態がとてもよかったです!

2月1日にエカテリーナ・マキシモアのGalaがボリショイであるみたいです。
チケットはすでに完売とのことです。
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Екатерина Максимова 1958


そして2015年に亡くなられたマイヤ・プリセツカヤの「カルメン」の衣装もありました。

彼女の「瀕死の白鳥」はとても有名です。
まるで白鳥です!


他にも衣装や写真がたくさんありましたが、
メモをし忘れ、写真は撮れないという状況なので、
うるおぼえな部分もあります、ごめんなさい!

ただ、思ったのが、
オペラの衣装もバレエの衣装古いものなのに保存状態がよく、
いつも遠くから見ているのですが、近くでみると本当に手が込んでいます。
オペラスペードの女王は去年ボリショイでみたので、
衣装は近くでみると本当にきめ細かく美しかったです。

そして、バレリーナの衣装なんですが、
これでもかっていうくらい小さい。
これ着れる?!っていうくらいウエストが30cmくらいしかないんです。



もうひとつお勧めしたいのは、
50分くらいの動画(ロシア語)です。
(内容は、ボリショイ劇場の衣装や小道具、デッサンから衣装へ、
監督のお話し、ボリショイの歴史について)
椅子も20台くらいあって、小さなシアタールームで見ることができます。
結局、私はじめから終わりまでしっかり見ました。


ここには書ききれないくらい魅力のある美術展が300ルーブルで見れるので、
みなさん是非行ってみてください。
それも期間限定なので、このチャンスを逃すもったいないです。

他にも、ボリショイ監督ユーリー・グリゴローヴィチ(問題児)や有名な画家のボリショイのデッサン画、
それから、劇場の衣装を作成する前のデッサン画、舞台設営の模型など、
もう劇場好きにはたまらない美術間になっています。


美術館って時間をきにしない余裕がある時に行くのがおすすめです!
今回は本当に楽しめました!

2月10日までにもう1回メモ張を持参して行ってまいります。

今回の美術展の動画

こうやって美術館を見ていると、
今ボリショイでみてるダンサーもオペラ歌手も舞台もいつか歴史になって残っていくものだと実感して、
ついつい劇場にいって生の歴史を楽しみたいという気持ちが沸き上がってきます。
そのころにはいないからロシアの劇場の「今」をめいいっぱい楽しみたいです!

ロシア駐在中に、ロシア作品のオペラとバレエはこちらモスクワで
全公演をみるのが、私の小さな夢となりました。





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