椿姫(ボリショイ)


11月27日にバレエ「椿姫」を見てきました。

主役マルグリットはスベトラーナ・ザハロワ、
相手役アルマンはデニス・ロヂキン
いつもの組み合わせです。
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なんせザハロワが出る公演なので、
値段がすごく高いのですが、
私は前もってチケットを買ってあるので問題ありませんでした。
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本当に二人ともうっとりするような美しさでした。

最初はマルグリット(高級娼婦)が結核で亡くなって、
それをアルマン(ブルジョワ階級の青年)が嘆き悲しむところからはじまります。
なので、最初はマルグリットの肖像画に値札がついている舞台です。
よく見ると、マルグリット役のザハロワの肖像画になっています。
ほんとうにボリショイの舞台は手が込んでいます。
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椿姫のバレエのシーン中(第一幕)では、「マノン・レスコー」が上演されるシーンがあります。
それを見るマルグリットはマノンに自分の重ね併せてみています。
(マノン役はシプリナと相手役デ・グリュがルスランでした。)

マルグリットとマノン、
アルマンとデ・グリュをを重ね合わせてみるのが、このバレエで重要な鑑賞ポイントです。

今回のキャストは最高のメンバーだったと思います。
私は個人的にシプリナの演技が本当に良かったと思います!

深い愛とショパンの音楽に酔いしれたひと時でした。
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涙なしにはみれられない演目で、
最後はぽつりと涙がこぼれました。
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ショパンの音楽はたまらないですね。
椿姫ではみなさんご存じの「雨だれ」(第15番 変ニ長調)が第二幕で流れます。

全幕のショパンの曲は音楽の好きな方ならすべてご存知の曲がちりばめられています。 

カナダ人のルスランのファンの友達と公演後に、
出待ちスポットで待ち合わせていました。
9月以来の再会でした。

彼女はひたすらルスランを追い続けて、
ギリシャ帰りだったようです。

ルスランさんが出てきました。
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カナダ人のと友達がわざわざ私に紹介してくれました!
席で見るより、身長も185センチくらいあって、
すごく細くてびっくりしました。
握手もしてくれて、
これはもうカナダ人の友達のおかげとしか言いようがありません。
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彼はバレエの時、前髪いっもアップにしてるんですが、普段は下ろしているようで、全く別人に見えました!


そのあと、少し待っていたら、
ルイヴィトンのバックを持っている、ほっそいほっそいザハロワが出てきました。
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日本人の女の子の写真撮影をしてあげただけで、
さーっと帰っていきました。
おそらく椿姫を踊ったので、だいぶ体力を使っていたと思います。
顔の大きさが普通の人の半分くらいで、
本当に美しかったです。

私の中で、ボリショイの演目で椿姫は上位に入ります。
来年も椿姫絶対見ようと思います。 

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